木軸ペンのオイルメンテナンスのやり方

木軸ペンを使っていてオイルメンテナンスなどに興味はあるけど「どんな風にメンテナンスをすればいいの?」と思っている方も多いと思います。

実際、自分も最初はどんなメンテナンスをすれば良いのか分かりませんでした。そこで今回は自分の経験も踏まえて木軸ペンのメンテナンスについて紹介していきます。


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1.どんなメンテナンスをするの?

まず木軸ペンのメンテナンスは大きく分けて2つあります。

  1. 毎日出来る「乾拭き」

まず皆さんに毎日行ってほしいのは木軸ペンの乾拭きです。使う布はメガネ拭きなどの柔らかい布でしたらなんでも問題ありません。

やり方はただ布でペンの表面を軽く拭くだけです。これだけで表面の小さな汚れが取れて木に艶を出してくれます。ただ拭くだけなので出来れば毎日行えるといいです。

 2.オイルメンテナンス

今回のメインでもあるオイルメンテナンスです。オイルメンテナンスは2〜3週間に一回位できるのが理想です。オイルメンテナンスは表面を乾拭きした後小さく切ったティッシュなどに少量の専用オイルをつけて表面に伸ばすように塗っていきます。

塗るポイント:オイルを出しすぎないように気を付けて出したら表面に薄く伸ばす。

野原工芸やクラフトAのペンを買うと専用オイルが付いてくるのでそれを使ってください。

専用オイルと言いましたが専用のものでなくてもオイルであれば基本的には大丈夫です。

 

塗ったあとは1時間ほど放置してペンにオイルを染み込ませてあげます。染み込ませたら表面に残ったオイルを拭き取ってメガネ拭きなどで上から拭いてあげれば終了です。

オイルメンテナンスは木材の保湿になるだけでなくペンの色を深くしてくれるので味が出てより愛着が湧きます。

s20などの木軸ペンは特殊加工の施された木材を使用しているので基本的にオイルメンテナンスは必要ありませんが自分はついでに残ったオイルを塗ったりしています。

 

 3.最後に

木軸ペンはメンテナンスなしでも基本的に問題はありませんがオイルメンテナンスなどをすることで木材の保湿など木に良いことがあるだけでなく色が深くなり落ち着いた色になるので愛着が湧いたりなどたくさんのメリットがあるのでよければメンテナンスをしてあげるといいと思います。オイルメンテナンスはしなくても乾拭きをするだけで変わってくると思うのでやってみてください。